2015-12-31 2015年が終わる 実家のコタツで紅白を見てる大晦日。2年前倒れたばあちゃんと話す大晦日。2015年の大晦日に話した内容を、2016年の大晦日の日までばあちゃんが覚えてるかはわからない。多分覚えてないな。さっきから同じことを繰り返し尋ねられるし。歳だったり、倒れた時の後遺症だから仕方ない。大切なのは、マッチや聖子ちゃんの歌を笑いながら聴いてるばあちゃんが今ここにいること。同じコタツに入って隣にいれること。テレビからは赤いスイートピー。ばあちゃんの手はしわしわ。私の手は手汗でべたべた。iPhoneが滑る。