久しぶりに孫扱いされてきた話。
祖父母宅に1泊してきました〜!
約1年ぶり。
かざり語では、「ばあちゃん家」です。
じいちゃんもばあちゃんも生きてるのに、「ばあちゃん家」と呼んでしまうのは、ばあちゃんの方が話しやすいからでしょうな。
父方の祖父母は、85と86歳です。
(遊んでいる途中で年齢の話になり、「私アラナイの人と一緒に遊んでんのか」とちょっとびっくりしました)
2人はそれぞれ手術したり、事故にあったりしてますが、元気です!
自分の脚で歩くし、腰も曲がってないし。
頭もしっかりしているし、よく笑うし、食べるし。
じいちゃんはちょっと耳が遠いけど、ばあちゃん経由だと簡単に通じる。
私も大きめの声で話しているつもりで、声の大きさはばあちゃんとそんなに変わらないはずなんだけど、なぜかばあちゃんの言うことは1回でじいちゃんの耳に届くんだよな〜。
不思議さを感じるとともに、「すてきだな〜」と。
じいちゃんの耳は、ばあちゃんの声や話し方を敏感にキャッチするようになってるのかもね。
そういう私もたま〜に「かざりちゃん」って呼ぶ彼の声に敏感に反応するんだけどね。
それと似てるかな、近いかな。
そういうもんかな。
ありません?そういうの。
…あるよね?
好きな人の姿はすぐ見つけちゃうみたいな、ありますよね?
久しぶりに会うじいちゃんとばあちゃん。
見た目は変わらず。
今回は新しくできた「イオンタウン姶良」にいきました。
(ばあちゃん家は蒲生にあります)
運転は元タクシー運転手の85歳のじいちゃんが担当。
何年か前、私が「運転しようか?」と提案するも、「危ない」と一言。
「85歳が運転している方が危ないやろ」と思いつつ、運転キャリアはじいちゃんが圧倒的に上なので、運転はじいちゃん任せることに決めてます。
(ちなみに、これまで無事故らしいです)
年齢の割にって言ったら失礼かもしれないけど、2人はいろんな場面でモダンです。
靴屋さんでは一緒に靴を選んでくれるし(買ってもらった)、お茶休憩の時は、フードコートでじいちゃんはアイスコーヒ、ばあちゃんは私と一緒にタピオカドリンクを飲みました。
歩くスピードはゆっくりだけど、1F~3F全部のエリアを一緒に回りました。
2人とも好奇心旺盛で、わりとなんでも楽しんでいる(ように見えます)
2人は精神的にもモダンです。
戦争経験者なので、ときどき当時の話をしてくれます。
14歳の時に満州に働きに行ったことや、食べ物がなかったことなど。
私は「うんうん」と返事をしつつも、顔はわかったようなわからないような表情をしていて、ばあちゃんはそんな時にきまって「生きている時代が違うから」と言ってくれます。
理解したいとは思うけど、実際に経験している人と私とでは、同じ光景は描けない。
私のは想像だけど、ばあちゃんたちのは「記憶」だもんな。
そこはやっぱり交われない。
そこに申し訳なさを感じる私のことを知ってか知らずか、ばあちゃんは伝わらないことに対する諦めというより、「仕方ないさ」と優しく接してくれる。
よかばあちゃんです。
じいちゃんは私のiPhoneに興味深々です。
会うたび「見せっみやい」と言って触るし、何かしらボタンを押そうとする。
そんで絶対尋ねてくるのが「どひこや?」と値段の話し。
何度もしているそのやり取りにちょっとうんざりしている私は、適当に「7,8万」と答える。
(うんざりの理由は、高い値段の物を母に買ってもらってるくせに、自分の物のように扱っている恥ずかしさがあるから。)
「そげんすんのか~」と驚くじいちゃん。
ちゃんと調べて答えた方がよかったかなとちょっと後悔して、今調べたら
あながち間違っていなくてちょっと安心。
多分じいちゃんはiPhoneが欲しいんだろうな。
孫として過ごした約24時間はとても安心して楽しかったです。
10時台に布団に入るのも久しぶりでよかった。
(寝付けず12時ごろまで起きてたけど)
24時間のなかで「あぁ、私は2人にとって間違いなく特別な存在で、大事にしたい存在なんだな」って実感してにやけたのは、朝ご飯のお皿にのった苺とマスカットとりんごが2人より大分多いことに気づいた瞬間です!
就職祝いとともに「勤め、きばれよ」とエールももらいました!
これから大人になっていく私だけど、2人と会えばいつでも孫に戻れる。
その幸せに感謝して、今日もとてもよい1日でしたっ。
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よーさんブログ。
そろそろよーさんとの出会いを書こうかな。