あなたに伝えたい!映画と小説をセットで楽しむ方法 ~新海誠編~
こんにちは!
11月に入り、冬らしさが増してきてますね。
鹿児島市は晴天。しかし冷え込んでます。
さむっ。うぅ。
冬特有の晴れの日ほどさむくなる現象ですね。
うぅ。
腰が痛くなります。ううっ。
理想としては11/1にでーっんと更新して、月めの気持ちよさ的なものにのって、ズバババンと更新しちゃうぞーっ!と思っていましたが、今日は11/2です。
かなしみ。はい。
意気込みがしぼみかけているそんなお昼時です。
はい。
今日は映画を小説とセットにして、倍以上楽しんじゃう方法をお伝えします。
よほ。
最近わたしが読み終わった本に、
小説 君の名は。 作者 新海 誠
があります。
私はTOHOシネマズ与次郎で映画君の名は。も見ました。
新海監督の作品を映画館で見たのは初めてで、感動でOPから大号泣でした。
ずっとハンドタオルを握りしめてました。
終わる頃には手汗、脇汗びっちょりでした。ほほ。
文庫版と、映画の内容はだいたい同じですが、細かい描写がちょっと違います。
映画よりおおざっぱな表現もあれば、映画よりこまかく丁寧な描写もありました。
先に見たのは、映画ですが、文庫版を読むことで、もっと深く君の名は。の世界に入り込めました。
今は、こちらのアナザーストーリー版の文庫を読んでいるところです。
半分ぐらい読み終えました。
こちらは映画の主人公、瀧、三葉以外の登場人物の視点で書かれています。
三葉の妹、父、友人などの視点が短編形式で綴られていて、映画以上に三葉の性格がわかり、印象が強くなる本です。
新海監督はそういうことしちゃうんですよねー。
前作の言の葉の庭。では映画の後に、小説が発売されました。
その後、文庫も出たはず。
あ、出てますね。
私はハードカバーで出版されたものを読みました。
内容はたぶん変わらないはず。
加筆とかあるのかな?
あとがきとかは変わってそうですね。
こちらはですね、映画を見ただけではわからなかった物語の隙間を埋める本といえます。
映画は長くても2~3時間ぐらいで終わり、主人公がメインで紡がれていくことが多い(というかほとんどそう)ですが、君の名は。のアナザーストーリー版や、言の葉の庭の小説は、主人公以外の視点で語られるのです。
映画のことがすきであればあるほど、内容が記憶に残り、いわゆるサブキャラと呼ばれるキャラのことも頭に入っているので、「ああ、その行動の裏にはそういう感情があったのね」と納得したり、考えさせられたり、「んんんー。それは言わないとわからんやろー。伝わらんやろー」と、映像の外に出ても、悶々としたり憤ったりします。
私はこれで、映画で見ただいっきっらっいだわ、絶対この女と性格合わないわー、なんでそんなことするん?と思っていた女の先輩キャラのことを、大好き!、いや愛おしい!、その感情私も抱いたことある!共感できる!!まで変化しました。
やー、誤解ってしてしまうものですよね。
あぁ。胸がぎゅってなります。
このメインキャラ以外のキャラの視点を知るっていうのは、多角的視点で映画を見ることができ、登場人物それぞれや世界観に対して理解できる部分が増えるからおもしろいです。
対人間に対しても同じで、ある1面だけではわからないんです!
わかっているつもりになっているだけ!
人が自分に見せる面と、家族に見せる面、友人に見せる面、恋人に見せる面が違うように、1つの映画だとしても、登場人物の視点が変われば見え方が変わるんです。
私がだいっきっらっいなキャラを反対に愛おしく思えるようになったように。
よほっ。
映画って、小説って、物語って楽しいです。
映画を見ただけではわからない、物語の隙間を、小説で補填し、その世界への理解の幅を広げる
ことが、映画と小説をセットで楽しむ方法です。
大変、おすすめです!
よほ。