初雨
2度目ましておめでとうございます。
年明け2日目、初めての雨が降りました。
梅雨時期の6月、雷雨の夜に産まれた(らしい)私は雨神様に好まれているのか、玄関を出た瞬間に雨が降ることが多い(気がする)。
今年最初の雨は初詣に向かう途中に降り出した。
霧島の冷たい空気に冷やされた雨に導かれて、今年初めての相合傘をした。
神社の厳かさに不似合いなピンクの折りたたみ傘は新年に浮かれてる私にぴったりだった。
いい歳してファンタジックな頭を持っているもんだから、神様の存在も信じている。
何かの宗教に入信するとか、毎日祈りを捧げるわけではないけど、自分が思っている以上の成果を出せたり、ふとした瞬間に幸せを感じるとき、神様はここにいる、と思う。
ここにいると思うくせに「ありがとう」と目を向けるのは空だけど。
今日は曇天。
重たそうな鉛色の空。
青空の鮮やかさは、曇天一色の空を知っているからこそ際立って見える。
神様の存在を感じられるのは、身近な人の存在を感じられるからかも。
自然と傘をさしてくれる人のおかげで、鉛の空の下は鮮やかな時間となりました。
ありがとう。
なーんてね。