最近お話した人たちの「自己ブランディング」について。
最近呑んだ、話した社会人に共通していたことがあって、「おもろいー。ありがたいー。」と思ったのでシェアします!
それはみなさん意識して「自己ブランディング」しているということ。
(もしかしたらみんな当たり前にしていることかもしれないけれど)
話し方、立ち居振る舞い、自己表現などなど。至るところで感じました。
「戦略的に生きている感じ」がしてかっこよいです。
以前、パートナーが事あるごとに「ブランディング、ブランディング」と口に出していた時期があり、名前だけは知っていました。
あんまり言うものだから(本人にそのつもりはないでしょうが)「重要なキーワードっぽいな」「内容をきちんと知っていた方が良さそうだな」と思いつつも、興味がないと調べる気も起きない私でございました。
そんなある日、マルヤガーデンズの本屋をぶらぶら歩いていると、「ブランドなんたら」という本が目に留まり、「あ!ブランディングってブランドをingするってこと!?」とはっとしました。
(無知すぎる)
顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ。ブランドとして認知されていないものをブランドへと育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し活性・維持管理していくこと。またその手法。
wikiでは自己ブランディングではなく、セルフブランディングという言葉で出てきました。
企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること。
よく耳にする、個人のメディア化やセルフプロデュースと考えや意味は同じかな。
自分で自分を演出することだと思われます。
一概に自己ブランディングとはいっても、それぞれやり方は違っていて、話しを聞いていて「自分をどう見せたいか、それって〇〇を狙っているから」みたいな話がたくさん聞けて、すごいおもしろかったです!
「人が変わればブランディングのやり方もそら変わるわな~」と納得した次第でございます!
話しを聞いて、理解できた範囲で私が「おもしろいなー。真似したいなー。」と思って、後々頭で考えて、自分なりに解釈した自己ブランディングを3つ紹介します!
(見当違いなことを書いてたらごめんなさい)
1.立ち居振る舞いによって、エセ人が寄ってこないようにする。
人前に出る仕事をしていると、良くも悪くも多くの人が近づいてくるみたいです。
近い熱量で話ができたり、具体的なビジョンが描けていたり、本気度が高い人と接するのはよいです。
話していてすごくいい刺激になるし、モチベーションも上がる。
時たま「自分も同じこと考えてるんすよー」「そういうのってどうしたらできるんですか」「自分のとこにもきてくださいよ」みたいな、エセっぽい人も出てくる。
少なからず自分がそうだった時期もあるから、エセ人たちが何を考えている全くわからないわけではないです。
でも最近の自分がそうであるように、やりたいことがたくさん浮かんで、ちょっと背伸びしたらぜんぶできそうで、あれもこれもって手一杯になってくると、そういう人と話す時間がもったいなく思えてくる。
ほんと失礼なんですけど、めんどくさくなってくる(私はまだまだそんなレベルじゃないけど)。
相手するのもめんどくさいし、だからといって避けるのもめんどくさい。
だから、寄ってこないようにする。
立ち居振る舞いによって、自己ブランディングして、はじめからそういう人が近づけないような空気、オーラをだす。
意味もなく怖がられるんじゃなくて、ストイックさを持ったり、厳しめな発言をする。
そしてそこをすり抜けたり、乗り越えた人とだけ話をする。
だって自分は本気だから。
自己ブランディングは、マーケティングの役割も果たしてくれるのだ。
2.自分を信じて、あえてこうする。
言い方が強すぎる人や、乱暴すぎる人っています。
お話した社会人の中にも「部下に対する言い方をもっと気を付けたい」と仰る方もいました。
私も過度にきつい言葉を投げたり、表現を使うことがあります。ごめんねと思いながら。ほんとはすきなのよ。
最近は「わー、ほんとうにそんな話し方するんですね!!」という方と出会いました。
なんというか、口が悪い。(笑)
初対面なのに個室で2人で話すことになり、怯えつつも私の方が扉に近かったので、「いざとなったら走ろう!!」と決意していました。
そんな決意が実行に移されることはなく、話し終わってみれば、私はその人のことをすごく信頼できたし、全然嫌いになれないし、むしろ「その話し方変えないでください!」と心から思いました。
緊張してたのでしょうね、ワタシ。
はっきりとは覚えてませんが、こちらがある質問をしたら「意図してこういう話し方をしている」みたいな返答がありました。
「この話し方で出会える人と出会っていく」
「何年かしてまずいと思ったら変える」
私「あ!変えられるんだ!」
またまた失礼な話なんですけど、すごい人ほど素顔と異なることが多いです!
怖い人ほど優しかったり、おとなしそうな子ほどドギツイこと考えてたり。
私の眼が曇ってるから素顔を見透かせないことも多々あるでしょうが、間合いに入らせてもらうと、新しすぎる一面が見えます。
そういうのすごいすきです。
楽しいです!!!もっと見たい!知りたい!
ターゲットが変われば戦略が変わるように、出会いたい人が変われば自己ブランディングのやり方も変わるのだ。
3.キャラもあるけど、ちょっと演じる
真っ白を漆黒に塗り変えるにはたくさんの色を重ねる必要があって、エネルギーもかかるし、時間もかかる。
だからグレーを漆黒に塗り変えることにする。
それでもエネルギーや時間はかかるけど、本質からは離れすぎてないし、戻ろうと思えばすぐに戻れる。
3の場合は、間違いなく私の眼が曇っていて、見透かせてなかったのだけど(直接話をして、「あれ?」と思い、本人に尋ねて確信できた。周囲の人もそういってたから多分真実)わざとそう見せてるパターンでした。
でも元々のキャラでもあるから、本人は苦しんでないみたい。むしろ楽しそうでしたね。
本来の自分とあまりにもかけ離れすぎていると、ギャップが辛くなったり、いざという時本来の姿に戻れなくなったりして辛いみたいな話があると思うんですけど、この場合はわりと素に近いのかな。
「なんでそんなことしてるんだろー」と思う自分がいないでもないけど、私にとっては直接話したことがリアルだから、そこでしか話せない。
真面目な格好でまじめなことするのってふつうじゃん。あほみたいな恰好で、まじめなことする。のがかっこいいらしい。
本来の自分を理解しつつ、遠すぎない位置で自己ブランディングすると、うまくいきやすい。のかもしれない。
上の3つは生きている人間の話で、以下は漫画の話です。
1.アオハライドの双葉が馬淵に振られて女子っぽくなろうとするやつ
アオハライドの8巻で、双葉が女子っぽく振る舞うシーン。
ここたまらなくすきです!自己ブランディングとは性質が異なるかもしれないけれど、近いとは思っていて、ぜひ知ってほしい部分!
セリフ引用します!
1.5キロ痩せて、メイクするようになって、大口で笑うのやめて、まるで女子みたいな仕草して。すっっっごいつかれる。女子ってたいへーん。私のやってることははたして合ってんのかな。なりたいキャラ演じるとかこんな事やってんの私だけなんじゃ…。自分に迷子なんだけど…。でもさ、みんな本当に『自分らしさ』って分かってんのかな?って思うんだけど
主人公が高校生ということもあり、「自分とは?」みたいな疑問を持ちやすい時期ではあるんですが、このシーンはいつ読んでもぐっときます。
共感できるし、納得できる。
もうひとつアニメか映画で思ついてたんだけど、ちょいド忘れしたので思い出したら書き足します!
あー。ぶりっ子も自己ブランディングだー。
まじかー。
賢いなあいつらー。
一時期、「ありのままで~いいのよ~♪」みたいな曲が流行ったけど、ありのままのままでいるのはもったいないです。
ちょっと背伸びしたら違う景色が見えるのに、ジャンプしたら一瞬とはいえ、海まで見えるかもしれないのに。
それは新たな武器になり得るものなのに。
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2/28(日)19:00~からラジオ出演するらしい、よーさんのブログです。